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(みかづきだより第16号より)

ある晴れた日、カメラ片手に自転車に乗り、矢野地区へと出かけた。行き先は、矢野検校屋敷跡と心の池を見に行ったのだが、何処にあるのか、あっちウロウロこっちウロウロしていた所、たまたま畑仕事の女性を発見。

「矢野検校さんの心の池はどちらですか」と尋ねたら、「こちらです」と教えてくれた。

細い道をクネクネと上った。あった!清原正高候が入聟として来られた、矢野久兼氏の住む検校屋敷跡である。屋敷の東側に「心の池」の文字を表した庭園は、今も尚四季の花が咲きほこる。いにしえの昔を思い出させてくれる。

ツツジの周りの石は当時のものだろうか。又、祠らしきものも見える。古木と古い石々は、現在に向けて何を語りかけるのか。


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